2023年 SUPER GT 第6戦の決勝がスポーツランドSUGO(宮城県)で行われた。タイヤへの負荷が高いここSUGOで、いかにタイヤを持たせ安定したラップタイムで走れるかが重要なポイントである。9月17日(日)<決勝 78LAPS / 13:30〜>今回のスタートは井口卓人が担当。スタート直後から順位に変動はなく上位4〜5台で安定したペースで周回を重ねるが、20周過ぎからトップ車両のペースが落ち始めた。井口のソフトタイヤもきつくなり、ペースを上げられず苦戦、早めのピットイン戦略に切り替え、28周目に山内英輝へバトンタッチし、ハードタイヤに交換。順位をいったん11位まで下げるが、毎周速いペースで追い上げる。途中大きなラッシュによる赤旗中断はあったが、レース再開後も怒涛の追い上げを見せ、57周目には5番手まで順位を上げる。残り20周をさらに攻め続けるが、ラップタイムは上位とほぼ同等で均衡したまま5位でチェッカーを受ける。レース後の車両検査で、トップ車両の違反が判明し、該当車両は失格、#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは4位となった。なおGT500クラスの優勝は#8 ARTA MUGEN NSX-GTが、GT300クラスは#52 埼玉トヨペット GB GR Supra GTが制した。