2023年 SUPER GT 第3戦の決勝が鈴鹿サーキット(三重県)で行われた。路温上昇による不安要素はあるが、イレギュラーな状況も見据えつつ、序盤に後続との大きなマージンをつくる戦略で挑む。
6月4日(日) <決勝 58LAPS(赤旗提示をもって終了) / 13:35〜> 今回は山内英輝がスタートを担当する。山内はスタート直後からハイペースで攻め、毎周1秒から1.5秒後続とのギャップを広げ順調であったが、7周目にセーフティーカー(SC)が導入され、築いたギャップがリセットされてしまう。再スタート後もハイペースで後続を引き離し、21周目にピットイン、給油とタイヤはリア2輪を交換しコースへ復帰する。山内は再び追い上げに入ったが、中段グル-プの中で思うようにペースは上げられず、41周目にピットインし給油とタイヤ4輪交換し井口卓人へバトンを渡した。井口はトップグループのタイムを上回るペースで追い上げ6位まで挽回していたが、レース終盤に大きなクラッシュがあり赤旗をもってレースは終了、6位が確定した。なおGT500クラスの優勝は#19 WedsSport ADVAN GR Supraが、GT300クラスは#7 Studie BMW M4が制した。