2023年 SUPER GT 第1戦の決勝が岡山国際サーキット(岡山県)で行われた。晴れで迎えた決勝日だが、午後の雲行きは怪しく波乱も予想され、いくつかのレース戦略を練り決勝に挑んだ。4月16日(日)<決勝 61LAPS(赤旗提示をもって終了) / 13:30〜>井口卓人がスタートを担当し、ドライコンディションでスタートが切られた。徐々に順位を上げて行く中、 12周目に雨が降り出し路面は一気にウエットへ。FCY〜SC走行となり18周目にタイヤをウエットに替え、果敢に攻めるも思うようにペースが上げられない。雨が止み路面の水も減ってきた33周目にピットイン。ドライバーを山内英輝に交代し、タイヤもスリックへ交換した。一旦順位を下げたが早めにスリックタイヤへ交換したことが功を奏し、11〜15番手争いのバトルに加わり追い上げたが、43周目にスピンを喫しコースアウト。幸い致命的なダメージはなくピットへ戻ることができ、車両のチェックを終えコースへ送りだしたが、再び強い雨が降りだし、レースは赤旗中断となった。ラスト10分に再スタートを切ったが、SC走行のまま赤旗が提示されレースは終了、22位でレースを終えた。なおGT500クラスの優勝は#23 MOTUL AUTECH Zが、GT300クラスは#18 UPGARAGE NSX GT3が制した。