２０２２年 SUPER GT シリーズは、ここ岡山国際サーキット(岡山県)で開幕戦を迎えた。JAF-GT３００車両は性能調整によりエンジン出力性能が抑えられ、シーズンオフテストではFIA-GT３勢の上位が目立っていた。＃６１　SUBARU　BRZ　R&D SPORTは昨シーズンのマシンをさらに進化させ、井口卓人と山内英輝と共に１年間を戦う。公式練習時には昨日降った雨も乾き、ドライコンディションでマシンのバランス確認を行い、予選を迎えた。

４月１６日（土）
＜公式予選　Ｑ１　A組/　１４：００〜１４：１０＞
今年もQ１はA組・B組の2組に分かれて実施され、各上位８台がQ２へ進出する。まずはQ２へ繋げるための重要な役割であるQ１を井口が担当する。公式練習でシミュレーションしたとおり徐々にペースを上げ、計測３周目にアタックし１分２５秒７４８、更にアタックを続け１分２５秒３２１までタイムを上げ５番手でQ１を通過する。

＜公式予選　Ｑ２/　１５：０６〜１５：１６＞
Q１でのマシンバランスを井口と話し合い、Q２に向け微調整を行い挑む。Q２を担当する山内は、アウトラップからじっくりとタイヤを温め、計測３周目の渾身のアタックは１分２４秒２８６。コースレコードを大きく塗り替える堂々のトップタイムを叩き出した。ライバル勢のアタックは続くが山内のタイムを上まわることなく、ポールポジションが確定した。なおGT５００クラスのポールポジションは#１４　ENEOS　 X　PRIME　Supraが獲得した。