2022年 SUPER GT 第4戦の決勝が富士スピードウェイ(静岡県)で行われた。昨日より気温・路面温度共に上昇し、事前に想定したコンディションに近づいたことにより、理想的な戦略に絞りこみレースに挑んだ。8月7日(日)<決勝 99LAPS ※ / 14:00〜>今回は山内英輝がスタートを担当した。スタートから路面温度が高くタイヤも厳しい状況で、後続2台に先行を許すが、4番手をキープしたまま26周目に1回目のピットインを行い井口卓人に交代。井口は新しいタイヤで順位を落とすことなく安定した走行を続ける。トップを行く#65 AMGのマシントラブルもあり、2回目のピットイン時には3位で山内へバトンタッチ。山内も新しいタイヤで果敢に攻め、上位2台との差を毎周縮めプレッシャーをかける。77周目にトップを走る#4 AMGがタイヤトラブルにより脱落し、結果、#11 GT-Rとのトップ争いとなる。バトルの末、残り6周でトップに立ち、そのまま最後まで攻め続け、見事トップでチェッカーを受けた。なおGT500クラスの優勝は#37 KeePer TOM‘S GR Supraが制した。※フォーメーションラップが1周追加されたためレース周回数が1周減算され99周のレースとなった。