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第8戦:オートポリス(4.674km)
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1'50.643 |
| 黒澤治樹 |
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1'49.525 |
| 黒澤治樹 |
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1位 |
1:56'13.041
60LAP |
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2006.10.13(土) |
晴れのち雨 コース:ドライ |
スーパーラップで返り咲いたフロントロー
SUPER GT2007シリーズは、残すところわずか2戦。第8戦を九州のオートポリスで迎える。GT300クラスのチャンピオン争いも佳境に入り、♯101 TOY STORY apr MR-Sと♯2 プリヴェKENZOアセット紫電が大きくリード。チャンピオンは、ほぼこの2台に絞られたと言っても過言ではない。♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(以下♯62)は、シーズン序盤に足踏みしたことでランキングは4位。自力チャンピオンの可能性は失ったものの、後半戦ではニューマシ ンが威力を発揮。第6、7戦で連続表彰台を獲得し、勢いに乗る。そして第8戦の狙いは、今季初優勝ただひとつ。上位2チーム次第では、最終戦にタイトル獲 得への可能性を残す重要な1戦でもある。
公式予選のこの日は、朝から快晴。前日の練習走行で「セットはまずまず決まっていた」といいながらも、思うようなラップタイムをマークすることが出来なかった♯62。これが予選でどう影響するのか。今回は通常通り、スーパーラップ予選で争われる。
サポートレースでアクシデントが発生した影響から、予定より10分遅れの10時30分から開始された1回目の公式予選。GT300クラスの占有走行が始ま ると数台がコースイン。コンデションが良かったせいか、序盤から好タイムが連発された。開始5分には早くも♯77 クスコスバルインプレッサが50秒台に入れ、1’50.995をマークしトップに立つ。この後1コーナーでイエローフラッグが出されたためタイムは一時伸 びなくなるが、占有時間が中盤に差し掛かると、再び激しいタイムアタックが再開された。
前戦につづきアタッカーをつとめる♯62の黒澤は、開始 から9分を過ぎた頃コースイン。アウトラップを終えると、まず1周目のアタックに入る。セットアップは、ほぼ前日のまま、しかしこのアタックで黒澤は、 1’50.044と2位以下を大きく引き離すタイムをマークしトップに躍り出た。続く2周目でも黒澤は50秒台をマーク、セットアップの方向性が間違って いなかったことを証明した。
黒澤はこの2周でアタックを終え、ピットに戻る。その後コース上では、♯62のタイムを上回るマシンは中々出て来な かったが、占有時間が残り3分となったころ♯46 宝山DUNLOP Zが1’49,557をマーク。♯62をかわしトップに立つ。♯62は結局、2番手で占有走行を終えた。
GT500クラスの占有走行が終り、混走時間帯に入る。セカンドドライバーが基準タイムをクリアするために、ほとんどのマシンが開始からコースイン。♯62も、柴原が開始直後からタイム計測を行った。
柴 原は1周目で1’51.877をマークし基準タイムをなんなくクリアすると、素早くピットへもどり黒澤に再び交代した。黒澤の占有時間でのアタックの際、 アウトラップで黄旗を無視したということで、♯62には審議が出されていた。ベストタイムが抹消される可能性があったため、黒澤は再びアタックに向かった のだ。しかし、占有時間帯で叩き出したベストタイムに近づけることは出来なかった。
GT300クラスの上位は、混走で順位が変動することはなく、♯46のタイムはコースレコードとなり、堂々の暫定トップ。♯62の2番手タイムはその後、やはり抹消され、2周目のタイム1’50.643が有効となり、6位でタイムスーパーラップへ進んだ。
午前中、快晴だったオートポリスは、スーパーラップが開始される午後3時05分を迎えるころ、やや上空を雲が覆いはじめる。開始から数分後には小雨がパラつき、ウェット宣言が出されるが、アタックに影響はなくスーパーラップは進行した。
午前の混走時間で最後にしぶとく10位に食い込んだ♯47 宝山DUNLOP ZからGT300クラスのスーパーラップは開始され、♯62のアタック順である5番目を迎える。その時点でのトップは、4番目にアタックした♯19 ウェッズスポーツセリカ。タイムは1’49.892と、レコードを更新するほどの速いタイムであった。しかし、ペナルティで降格したとはいえ午前中2番目 のタイムをマークしてみせた♯62の黒澤は、当然このタイムを破るべくアタックに入る。セクター1でまず♯19をコンマ04秒上回った♯62は、セクター 2でもリードを守る。そしてセクター3でも♯19を上回ると、トータルタイムを1’49.525とし、トップタイムを塗り替えたのだった。そして、その後 このタイムを破るマシンは現れず、最終アタックの♯46を迎えるまで、♯62は暫定トップを守る。予選1回目で♯46がマークしたタイムをも上回っていた ため、♯62のポールの期待は高まった。しかし♯46は今回絶好調。♯46のアタックは、すべてのセクターで♯62を上回る。トータルで1’48.847 という驚異的なタイムをたたき出し、♯46は第8戦のポールポジションを奪った。
ペナルティから、暫定2位を失うというアクシデントに 見舞われた♯62だったが、2番目のタイムもスーパーラップ圏内であった幸運、そしてアクシデントを跳ね返す黒澤の精神力が、見事に♯62をフロントロー へと導いた。ニューマシンの熟成、連続表彰台での自信、今季最もチームが充実した状態で迎える第8戦のレース。優勝の可能性も、今季最も高いといえる。
監督:本島 伸次
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「昨日からセットは良い方向でした。そして今日は、タイムも良かったし、ドライバーもよく頑張った。♯46の速さにかなわなかったことは、仕方がないと思います。うちとしては、ベストの仕事をしたのではないでしょうか。フロントローは優勝を狙えるポジションですし、流れも今回非常に良い。レースでもミスなく行きたいと思います。」 |
ドライバー:柴原 眞介
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「治樹は今日、よく頑張った。いいアタックだったと思います。♯46が速いのは、タイヤ特性の違いがあるのでしょうがないと思います。決勝のセットについては、昨日自分がロングのテストを担当しましたが、感触は悪くありませんでした。♯2もそこそこのグリッドを得たことですし、♯2のチャンピオン決定を阻止するためにも、明日は『絶対優勝する』つもりです。」 |
ドライバー:黒澤 治樹
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「スーパーラップはやや雨で滑ったりもしましたが、ほぼベストなアタックだったと思います。でも、♯46のタイムには届きませんでした。ポールを獲ってチームにポイントをプレゼントしたいと思っていたので、悔しい結果になりました。しかし、『最低でもフロントロー』という、戦前に立てた目標は果たせので、自分の仕事はできたと思います。明日はチーム一丸となって、なんとしても今季初勝利を挙げたいと思います。」 |
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