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第7戦:ツインリンクもてぎ(4.423km)
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1'55.966 |
| 黒澤治樹 |
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1'56.036 |
| 黒澤治樹 |
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2位 |
1:58'31.253
59LAP |
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初のノックダウン予選
台風9号が北に去り、まるであの8月の猛暑が蘇るかのような蒸し暑さに見舞われたツインリンクもてぎ。SUPER GT2007年シリーズはそんな中、第7戦の公式予選を迎えた。前半戦は不振だった♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(以下♯62)だが、第5戦のニューマシン投入後は上昇の兆しを見せ、前戦では今季初の表彰台を果たした。シーズンの残りは3戦、もて ぎは♯62が決して得意とするコースではないが、予選で上位グリッドを獲得することが出来れば、今季初の優勝の可能性は高くなる。そして、その予選には今 回初めて「ノックダウン方式」が採用された。
1回目の予選は、10時25分に開始される。今回のシステムでは、この1回目のタイムはグ リッドに反映されず、二人のドライバーが基準タイムをクリアするためのセッションとなる。しかし、午後のノックダウン予選攻略の為のセットアップを、ここ で煮詰めておかなければならない。
GT300クラスの占有走行が始まると、ほとんどのマシンがコースイン。まずは、前日の練習走行でも活躍したポルシェ勢の速さが目につく。♯26ユンケルパワータイサンポルシェが、早くも1周目で56秒台をマークしトップに立った。
♯62 はまず、今回のアタッカー黒澤がコースイン。2周目に1’55.966をマークし、♯26を逆転した。しかしその直後、スピンしコース上に止まってしまっ たマシンが出たためセッションは開始早々に赤旗中断となり、全マシンが一旦ピットイン。そしてほとんどのマシンがここでドライバーをチェンジ。♯62も柴 原に交代した。
赤旗は約5分後に解除。その後は55秒台に入れてくるマシンが数台現れ、♯26が1’55.540をマークしトップを塗り替え る。♯62は、柴原が基準タイムを1発でマークすると、その後はアタックを控えた。GT500占有走行の後に行われた混走時間帯でも、黒澤が午後のノック ダウン予選に備えセットアップを煮詰める作業を行うのみ。♯62は予選1回目を4位で終えた。
午後を迎え少し風が出てくると、午前中の蒸し暑さ は少し和らいだ。午後はいよいよ予選の本番、明日のグリッドが決定されるノックダウン予選を迎える。3つに分けられたセッションで、それぞれタイムが下位 となる数台がふるい落とされていくというこの予選。午前の順位を参考にすれば、♯62のトップ10は堅い。しかし、上位グリッドを獲得するためにはセッ ション1、2でいかにタイヤを使わずに、1発でタイムを出し、セッション3に温存することができるかがカギを握る。
午後2時40分からノックダ ウン予選が開始。まずセッション1に全マシンが挑む。ここでふるい落とされるのは5台。しかし午前の予選で不通過となったマシンが2台あったため、実質は 3台が落ちることになる。セッション1が開始されると、まず♯62の黒澤が、いち早くコースイン。1アタック目に1’56.875をマークする。黒澤はこ れで、セッション2進出を確信しアタックを止めた。♯62のタイムはその後更新され、このセッションのトップは♯26。♯62は3位で通過した。
GT500 クラスのセッション1の後、GT300クラスのセッション2が開始。ここでは、20台出走のうち、10台がふるい落とされる。♯62はセッション1の時と 同じく、1発目に1’56.381でトップタイムをマーク。最終セッションへの進出をほぼ決めると、やはりアタックを止めた。セッション2では半分が落さ れるため、セッション1に比べコース上は激しいバトルとなったが、♯62はそのまま2位に残り最終セッション進出を果たした。ここでのトップは、ラストア タックで♯62を逆転した♯46宝山DUNLOP Z。1’56.218をマークした。
いよいよ10台で争われる最終セッションを迎え る。ここまでほぼ波乱はなく、午前の上位マシンがやはり順当に進出を果たしている。最終セッションは1、2回目とは違い、10分のセッション時間の中ほと んどのマシンが最後まで連続でアタック、激しい戦いとなった。最初にリードしたのはこの日好調の♯26。♯62は1回目のアタックで1’56.044を マークし、まずは2位に入る。その後3位以下では順位の変動が激しかったが1、2位は終盤まで順位を変えなかった。♯62の黒澤はその後も続けてアタック を行い、セクター1、2では序盤マークしたタイムを上回る走りを披露するが、セクター3で伸び悩みトップを奪うことは出来ない。ラストアタックでは、 1’56.034とベストタイムをわずかに更新するが、やはりトップには届かなかった。そして2位は確定か思われたが、ライバルたちも最後の最後にベスト をたたき出し、♯43ARTAガライヤが1’55.696でトップを逆転。初めてのノックダウン予選を制した。また、♯5クムホ プロμマッハ号320Rが3位に食い込んだため、♯62は4位に後退し予選を終えた。
ノックダウン方式によって争われた、第7戦の公式 予選。戦略通りミスはなかったはずの♯62であったが、目標のフロントローには届かなかった。抜き所が少ないコースでの決勝をセカンドローから挑むことに なったが、♯62には、優秀なピットクルーという他にはない武器もある。これまで何度もチームを救ったピットクルー、そしてドライバーの力が発揮されれ ば、逆転優勝は決して不可能なことではない。
監督:本島 伸次
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「今回はリストリクターと重量の配分を変えたことで、どうなるかという心配はありました。でも、結果的にはいいところまで行けたので良かったと思います。レースに向けての車のバランスはこれまでより良くなっているはずです。明日はきっと、いい結果を出すことができるのではないかと思っています。」 |
ドライバー:柴原 眞介
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「今日は107%をクリアするだけだったので、どちらかというと、昨日の練習走行で治樹が走りやすいセットを出すことが自分の仕事でした。それは出来ていたと思います。1周しか走っていませんが車はいい状態でした。2列目には入れるだろうと思っていたので、結果も順当なところだと思います。前に気になる車も入っていますが、明日はきっと勝てると思います。」 |
ドライバー:黒澤治樹
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「もうちょっとタイムを伸ばしたかったのですが…。つらい戦いでした。ストレートがライバル達より伸びないので、セクター3のタイムが今一つでした。やっぱり、悔しいですね。ノックダウンでのタイヤの使い方はうまく行っていたし、ポールを獲るつもりでした。せめてフロントローには行けると思っていたのですが…明日のレースで、その分獲り返してみせます。」 |
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