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第5戦:スポーツランド SUGO(3.704km)
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1'23.574 |
| 黒澤治樹 |
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1'23.360 |
| 黒澤治樹 |
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5位 |
2:02'13.294
75LAP |
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ニューマシンの手応え
シーズンの折り返しを迎えた2007年のSUPER GT。その第5戦は、梅雨が去り、真夏の陽気につつまれたスポーツランドSUGOで行われる。現在のチームランキングは13位と、予想外の苦戦を強いられ ている♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)だが、上位浮上のカギを握るこの一戦にニューマシンを投入、勝負を賭ける。1週間前に行われたニューマシンのシェイクダウンは天候 に恵まれず、満足の行くものではなかった。しかし、従来型の408Rを正常進化させたモデルだけに、この日の公式予選では上位グリッド獲得の期待がかか る。
前日の練習走行では、このニューマシンのセットアップに苦戦した♯62。チームは408Rのポテンシャルの高さを信じ、セットアップを煮詰め続けた。
午 前11時に公式予選1回目が開始。まずはGT300クラスの占有走行が行われる。気温が高いことで、どのマシンもタイヤの温まりがよく、開始5分後あたり からは好タイムが連発され激しい攻防となった。昨日のトップタイムをまず上回ったのが、♯31 DOUBLEHEAD apr MR-S。いきなり1’23,471をマーク。直後に♯19 ウェッズスポーツセリカがこれを塗り替える。さらにこれを大きく更新したのが現在ランキングトップの♯101 TOY STORY apr MR-Sで1’23.192。MAXのハンデを背負ってのこのタイムは驚異的であった。これで暫定ポールは決まりかにも思われたがその後、♯2 プリヴェKENZOアセット紫電が♯101をコンマ1秒上回る。そして残り5分、♯43 ARTAガライヤがなんと22秒台に突入。1’22.665をマークした。
一方、♯62のアタックをつとめる黒澤は、コースインから2周目にま ず、1’23.574を叩き出し、その時点での4位のタイムをマーク。昨日に比べセッティングはまずまずの進歩を見せ、前日の自己ベストを大きく更新し た。タイヤの状態がベストになる翌週に、さらなるタイムアップが期待されたが、ペースの遅い車に行く手を阻まれてしまった黒澤はこのチャンスを逃してしま う。その後も黒澤は占有時間が終了するまでアタックを行うがタイムアップはならず。占有時間帯での暫定順位を8位とした。
GT500クラ スの占有走行後の混走時間帯では、コース幅のせまいSUGOだけに、クリアラップを取るのは至難の技だが、トップ10ギリギリのポジションに入るマシンは それでも果敢にアタックを再開した。そして唯一♯7 RE雨宮RX-7が圏外から9位に食い込んでみせたが、他の上位にほとんど変動はなく、♯62も柴原がまず1ラップ目に基準タイムを出すとピットに戻り待 機。そのままコースインはせず、予選1回目を8位としスーパーラップ進出を決めた。
午後に行われた2回目の予選でも、♯62は、ニューマシンのセットアップがまだ完全ではないため、ギリギリまでセットを煮詰める作業をくり返した。
そ して迎えた午後3時5分、GT300クラスのスーパーラップが開始。♯62のアタック順は3番目である。2番目のマシンがアタックを終えた時点でのベスト は、♯110 GREEN-TEC BOXTER-GTによる1’24.098。アタックに挑む黒澤は、タイムよりも、ひとつでも順位を上げることだけを考え、渾身のアタックを行う。そして セクター1、2とノーミスで乗り切り、現状のマシンポテンシャルをフルに発揮した結果、たたき出したタイムは1’23.360。まずは大きくリードを築き トップに立った。続く4番目5番目にアタックしたマシンは、♯62のタイムを上回れず、♯62にジャンプアップの可能性が広がる。しかし6番目の♯13 エンドレスアドバンZが、コンマ08秒♯62を上回ることに成功、♯62のポールの可能性はここで消えた。その後も最後まで僅差でのバトルが繰り広げられ たが、結局9番目にアタックした♯2が逆転でポールを獲得。♯62は5番グリッドを獲得し、スーパーラップで見事に3つのポジションアップを果たした。
シーズン折り返しの重要な一戦でシェイクダウンしたばかりのニューマシンを投入することは、ひとつの“賭け”であるのかもしれない。しかし、高いポテン シャルを秘める新408Rはチームの努力を糧に、走れば走るほど速さを増していく。前日のリザルトは9番手と10番手。5番手グリッドを獲得したこの日、 早くも上昇カーブを描き始めたのだ。明日のレースではさらなる飛躍が期待される。
監督:本島 伸次
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「新車を投入したばかりで、セットには苦労しました。同じカタチをしていても中身は全く別物、今日も何とか、つじつまがあったという程度で、まだベストではありません。でもそんな状況の中、メカニック達も、ドライバーもよく頑張ったと思います。欲をいえば2列目までに入りたかったのですが、昨日の段階から考えれば5番手は上々の結果。明日は、ここからポジションを下げないようなレースができればと思います。」 |
ドライバー:柴原 眞介
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「先週のシェイクダウンで最後にクラッシュしてしまい、チームに迷惑をかけてしまったのですが、メカニックが頑張ってくれてマシンは完全にもとに戻っていました。すごく感謝しています。新車ということでセットが出ていない状態から走り始めたわけですが、何とか方向性を見つけて合わせていくことができました。治樹も今日はよく頑張ったと思いますし、グリッドも満足のいくポジションです。ここのところ順位を下げるレースが続いているので、明日は順位を“上げる” レースができるよう頑張りたいと思います。」 |
ドライバー:黒澤 治樹
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「ニューマシンということで昨日の走り出しから柴原選手と一緒に、スーパーラップ間際までセットを詰めていかなければなりませんでした。でも時間がなかった中で、ベストの仕事が出来たのではないでしょうか。2列目に入ることが目標だったので、わずかに届かなかったことは残念でしたけど。明日は、現在のポジションから、あせらずに、ひとつひとつ上げていくレースがしたいと思います。新車で初のレースですが、うちのメカニックは素晴らしい仕事をしているので、トラブルの不安は全くありません。」 |
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