WILLCOM R&D SPORT
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予選レースレポート
第3戦:富士スピードウェイ(4.526km)
GT300
CAR No. 62
順位
タイム
ドライバー
QUALIFY#1
8
1'43.211
柴原眞介
SUPERLAP
9
柴原眞介
FINAL
R

41LAP
 
予選 2007.5.3(木) 天気晴れ コースコース:ドライ
大逆転のフロントロー、しかし車両違反により降順

SUPER GT第3戦の舞台となる富士スピードウェイは朝から晴天に恵まれ、ゴールデンウィークということもあり、予選日から大観衆がつめかけた。♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)にとってFUJI500kmは、VEMAC 320Rが2002年にデビューウィンを飾り、昨年も唯一の勝利を挙げた大会、相性は抜群である。今季まだ表彰台を果たしていない♯62は、この第3戦に その使命を感じている。そして、3月末の合同テスト、前日の練習走行と、いずれもトップタイムをマークしてこの日を迎えた♯62。いやがおうにも、ポール ポジション獲得の期待は高まっていた。

  午前の公式予選一回目が10時20分より開始される。♯62のアタックをつとめる柴原は開始時刻を迎えるとマシンに乗り込み、アタックのタイミングを待った。
  GT300クラス占有時間帯の開始直後、コースインするマシンは疎らであった。カートが走行した直後でもあり、また気温が高くなってしまったためにタイヤを使いたくなかったのか、上位候補のマシンは軒並みスタンバイ状態。静かな幕開けとなる。
そ んな中、唯一開始直後からアタックを始めていた♯88アクティオ ムルシェRG-1は、2ラップ目に1’42.849を出し前日のトップタイムを早くも更新すると、翌周には1’42.515と伸ばしセッションをリードす る。これに対し中盤あたりから、上位候補マシンが続々とアタックを始めるが、♯88にはいずれも届かず、今回の優勝候補の一角の♯43 ARTA Garaiyaが1’42.607を出し、ようやく2位に食い込む。

  ♯62が満を辞してコースに入ったのは開始から7分が経過したころ だった。♯62は、まず1周目にタイヤを温めると2周目、アタックに入る。しかしアウトラップの中、他のマシンに引っ掛かり、1’43.211で5位のタ イム。柴原は3周目もアタックを試みるが、またもや行く手を阻まれタイムを伸ばすことは出来ない。
占有の残り時間はわずかとなる。♯62は引き続きラップを重ねるものの、タイヤのピークは過ぎてしまいタイムアップは果たせず、8位で占有時間帯のセッションを終えた。
  GT500の占有時間帯が終わると、混走時間帯に入る。♯62は黒澤が開始と同時にコースイン。一周目に基準タイムをクリアしピットへと戻るとドライバーを柴原に代えた。
す でに♯62は、ニュータイヤを温存しスーパーラップに賭ける作戦を決めていたが、この時点で8位という微妙な順位、他のマシンが順位を上げれば、トップ 10から脱落してしまう可能性があるためにピット前で待機したが、結局トップ10の順位は混走では変わらず、スーパーラップで逆転を託すことになった。
  なお♯88が序盤マークしたトップタイムは最後まで破られず、♯88はそのまま暫定トップとなった。

  午後を迎えスーパーラップが開始される頃になると、やや気温は低くなる。一回目の予選でアタックのタイミングに恵まれなかった♯62だったが、スーパー ラップという逆転のチャンスが残されている。2回目の予選で1ラップのみ走行、セッティングを確認した後、柴原はスーパーラップに3番目出走で挑んだ。
  ♯62 の出走順を迎えた時点でのトップタイムは、最初にアタックを行った♯31apr MR-Sの1’42.853であった。アタックを始めた柴原は、セクター1でわずかに♯31を上回るとセクター2、3ともに渾身のアタックを見せ、トータ ル1’42.185と大きくリードを築き、まずはトップに立った。以降すべてのマシンがアタックを成功させ、スーパーラップは僅差での争いとなる。しか し、いずれも♯62のタイムを上回ることができず、♯62の順位は見る見るうちに上がっていく。そして最終アタックの♯88まで、♯62はトップをキープ し続けた。♯88に対してもセクター2までは♯62がリード、大逆転ポール獲得は目前となる。だが、セクター3でタイムを上げた♯88がコンマ07差でわ ずかに上回り、ポールを獲得。♯62は惜しくも今季初ポールを逃したが、堂々の逆転フロントローを獲得した。

  しかし、スーパーラップ後の車検において♯62の車両に規定に反する部分が発覚。結果的に♯62は、9 位に降格となってしまった。

監督:本島 伸次
「残念な結果になってしまった、としか言いようがありませんね。こうなった以上は、明日のレースで頑張って追い上げるしかありません。」
ドライバー:柴原 眞介
「マシンは昨日からいいですね。スーパーラップでは記録もかかっていたし、ポールを狙っていたので、ジャンプアップしたとはいえ悔しい気持ちもあります。レースに向けては、ポルシェ勢の前に出ることが出来てよかったのです。明日は500kmと距離が長いので、気分を入れ替えて臨みたいと思います。前のランボルギーニも速いし、1ピットのMR-Sやガライヤもすぐ後ろだし簡単なレースではないと思いますが、昨年に続き優勝できるよう頑張りたいと思います。※降順決定前のコメント」
ドライバー:黒澤 治樹
「チームは頑張ったし、柴原選手もスーパーラップで素晴らしいアタックを見せてくれたのに、不幸にもああいう結果になってしまい非常に残念です。結果は結果として受け止めるしかないですが。マシンのフィーリングはいいので、決勝で追い上げてみせます。明日はとにかくプッシュ! 自分の力を100パーセント振り絞って、自分のパートが終わった時には立てなくなるくらいの覚悟で挑みます。」
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