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第9戦:富士スピードウェイ(4.526km)
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| 1'42.823 | | 柴原 眞介 |
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| 1'42.595 | 柴原 眞介 (スーパーラップ) |
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| 1'42.595 | 柴原 眞介 (スーパーラップ) |
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14位 | 1'44.615 60LAP | | 黒澤治樹 |
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最終戦を象徴する予選
3月に開幕したSUPER GT2006シリーズも、いよいよ最終戦を迎えることとなる。ここ数年は鈴鹿サーキットで行われてきた最終戦だが、今年は富士スピードウェイがその舞台となった。前戦ですでにタイトルの可能性を失っている♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)だが、地元凱旋のレース、そして富士2連覇の達成にモチベーションは高まる。この最終戦を優勝で締めることにチームは、一丸となっていた。
金曜日の練習走行では、総合2位をマーク。上々の滑り出しを見せる。しかし、救済措置を大きく得るチームなど、最終戦のみに賭けてくるチームは多い。予選の争いは拮抗するだろう。抜きん出る速さを見せない限りは、スーパーラップ次第でグリッド順が大きく変わることを、チームは予感していた。
11月に入った富士スピードウェイは、少し肌寒く感じる気候となる。やや曇り空の中、午前1回目の予選が行われた。 GT300クラスの占有走行が始まる。コースインからしばらくは、各チーム1分44〜45秒代のラップが続く。開始5分、均衡を破ったのは♯9NOMAD ADVAN Leyjun MT。まず1’42.857をマークすると、翌周には1’42.803まで伸ばす。しかしこのターゲットタイムに対し、♯777梁山泊apr MR-Sが1’42.785でトップタイムをすぐさま塗り替える。 ♯62は、開始から10分を経過しようとしたころにようやくコースイン。アタックに挑むのはエースドライバーの柴原である。柴原はクリアラップをとるタイミングをうかがったが思うようにはいかず、3周目1’42.906で7位のタイムをまずマークする。そして翌周には1’42.823と削り、6位に浮上。そのころコース上では、♯777が1’42.312までトップタイムを伸ばしていた。トップまでのコンマ5秒を削るポテンシャルを当然もっていた♯62はその後もアタックを続けるが、タイミングに恵まれず暫定6位で占有走行を終えた。
GT500クラスの占有走行が終わり、混走の時間帯を迎える。占有で思いのほかタイムを伸ばせなかった♯62だったが、黒澤がコースインし基準タイムをクリアするとピットに戻り待機。再び柴原がアタックに向かうのかと思われたが、結局コースへ出ることはなかった。チームは6位通過を確信し、スーパーラップで順位をアップさせる作戦を選んだのだ。 混走セッションも終了し、♯62は予選一回目の暫定順位を6位で終えた。なお、GT300クラス上位は混走での変化はなく、予選一回目の暫定トップはそのまま♯777となった。
午後を迎えた富士スピードウェイ。日射しはなく、午前よりも肌寒さを感じさせる。予選2回目で、スーパーラップのセッティング確認を順調に終えた♯62。直後に始まるスーパーラップでの5番目の出走に備えた。 そしてGT300クラスのスーパーラップが開始される。ほぼ出走順にタイムが上がっていく中、♯62の出走順を迎える時点でのトップは、2番目出走の♯13エンドレス アドバンCCI Z。タイムは唯一の42秒代である1’42.482であった。ここまでの4台の中では大きく抜きん出るタイム。もしこれを破ればジャンプアップの可能性も高い。柴原はアウトラップを終えると、今季最後のアタックに入った。セクター1ではややトップタイムを上回るが、2では逆に下回る。非常に僅差での息を飲むアタック、勝負はセクター3に持ち越される。しかし、柴原はここでほんの少しのミスを犯す。そしてトータルではわずかに♯13に届かず1’42.595。この時点で2位となる。次にアタックを行った♯46吉兆宝山 DIREZZA Zが♯62のタイムを下回り♯62は順位を戻すが、その後は下回る車が出なかったため、明日のグリッドはそのまま6番手にとどまった。 GT300クラス、最終戦のポールポジションを獲得したのは予選一回目トップの♯777。タイムは1’41.778であった。
実績から予想すれば、♯62にとってはポールもしくはそれに近いグリッド獲得の期待が大きかったこの予選。しかし最終戦ともなると、ポイント上位チームは背負うハンデがマックスとなっており、また下位チームは救済がマックスの状態。それを象徴する結果となった。これは、決してチーム力を示す順位ではない。明日のレースでそれは明らかになるだろう。
監督:本島伸次
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「結果的にポールは無理でしたね。思ったより他の車は速かったです。でも、うちもタイムとしては悪くなく、それなりのポジションを獲得したと思っています。チーム皆頑張っての結果ですし、明日、この位置からベストを尽くします。レースではあまりバトルで勝ち上がっていく意識はなく、自分達の仕事をきっちりやっていけばポジションは上がっていくものと考えています。今季は年間トータルとしての戦い方にやや失敗したこともあり、タイトル争いからは脱落しましたが、ここまでチーム力は上がっています。もちろん明日は(優勝を)狙います。」 |
ドライバー:柴原眞介
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「救済を受けている車が上位に入ってしまったということで6番手にとどまりましたが、今日の結果については、自分の仕事は出来たと思いますし、タイムも決して悪かったわけではないと思っています。今回もチームは頑張っているし、流れもよかった。治樹もちゃんと1周でタイムを出してくれ、安心してアタックに臨めました。明日は今季ラストのレース。VEMACに乗る以前から、富士ではいつも好成績を残していましたし、治樹も去年富士で速いことを証明しています。マシンのアドバンテージがない分、チーム力で上がっていってみせます。」 |
ドライバー:黒澤治樹
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「車の調子もいいですし、柴原さんも今日、セッティングをいい感じに煮詰めてくれています。今日は柴原さんにすべてを任せた感じですが、明日はこのポジションからチームみんなの力で上がって行きたいです。オーバーテークも出来るサーキットなので、僕が2台、柴原さんが2台、ピットインで1台。そうすれば優勝にも手が届くでしょう。明日は最終戦。僕がこのチームに途中から迎え入れられたのは『結果』を出すため。監督やチームの期待に応える最後のチャンスを何とかものにして、来年へとつなげたいですね。こんなプロフェッショナルなチームは他にはありません。来年もぜひこのチームで戦いたいですね。」 |
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