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第8戦:オートポリス(4.674km)
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| 1'51.173 | | 黒澤治樹 |
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| 1'51.794 | 黒澤治樹 (スーパーラップ) |
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| 1'51.794 | 黒澤治樹 (スーパーラップ) |
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6位 | 1'53.420 60LAP | | 黒澤治樹 |
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2006.10.15(日) |
晴れ コース:ドライ|60 Laps (300km) |
大混乱となった第8戦、6位フィニッシュでタイトルの望みを失う
SUPER GT 第8戦、決勝の朝を迎えた九州のオートポリスは、この日も秋晴れに恵まれた。日差しは昨日より強く、レースが始まるころには気温もより上がることが予想される。8番グリッドから表彰台を目指す♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)。ロングランのタイヤパフォーマンスで勝負をかける♯62にとって、上々のコンディションといえた。
朝のフリー走行、黒澤、柴原はそれぞれ数周を走行。ピット作業のリハーサルも行い、準備を整える。リラックスムードのピット内であったが、内に秘めた闘志を確実に感じとることができた。
午後2時、定刻通りレースが開始される。気温は22度、路面温度は43度と、やはり暑いコンディションとなる。♯62のスタートドライバーは今回も黒澤。黒澤は8番目のグリッドに並ぶと、フォーメーションラップへ。一周の周回の後、決戦のローリングスタートを切った。
GT300クラスは、ポールスタートの♯2プリヴェチューリッヒ紫電から3位の♯7雨宮アスパラドリンクRX-7までは序盤、順当にレースをリードするという展開。しかし3位以下は1周目の1コーナーから混乱となり、目まぐるしく順位を変える。8位スタートの♯62はその1コーナーで接触をうまく避け♯777梁山泊 apr MR-Sをかわすが、♯13エンドレスアドバンCCI Zに逆にかわされる。また♯101 TOY STORY Racing MR-Sがクラッシュ、オープニングラップは7位となる。続く2周目の1コーナーで再び♯13をかわし、6位に浮上。そして8周目、♯62は♯55 DHG ADVAN FORD GTにかわされるが、♯11 JIM CENTER FERRARI DUNLOPをかわし、また♯96 EBBRO BTEC MAZIORA 350Rにドライブスルーペナルティが出されたため5位に順位を上げる。マシンの安定感に上位進出の確信をもった黒澤は、ここで早くも表彰台を視野に入れた。
しかし、22周目にアクシデントが♯62を襲う。4位を走行していた♯46吉兆宝山DIREZZA Zをオーバーテイクするチャンスが訪れたときだった。2台が並んだ瞬間、♯46がマシンを♯62に寄せてくる。♯46に接触し、押し出される格好となった♯62は、ここで2つ順位を下げることとなった。このレースのターゲットである♯7を追うどころか、逆に離される展開となってしまった♯62だったが、その後♯11を再びオーバーテイクすることに成功。そして6位で30周目にピットイン、柴原に後半の追い上げを託した。
ピットインでは、ピットクルーがこのアクシデントをアシスト。迅速な作業により、先にピットインをすませている実質3位の♯46の背後に復帰することに成功したのだ。タイヤがまだ暖まりきらないアウトラップでは、背後から♯13がプッシュしてくるが、柴原はこれをこらえ前の♯46に迫る。柴原は、ペースが♯46より上回ることで冷静に対処。無理にはオーバーテイクを仕掛けず、2、3周背後につき、安全に抜くチャンスを探っていた。
そのときだった。♯62にドライブスルーペナルティが下される。原因はピットロードの速度違反である。22周目のアクシデントから挽回の兆しがようやく見え始めたというのに、♯62は10位まで順位を下げることとなった。
やや動揺を隠せなかった柴原だったが、冷静さを取り戻し、再び前を追う。 コース上、トップは♯2が大きくリードを築き、♯7もタイム差はあるものの2位キープを続ける。しかし3位以下は終盤も荒れ、順位が再び目まぐるしく変わりはじめた。46周目に♯62の前を行く、♯46と♯13、♯61アネブル ADVAN VEMAC320Rが激しくからみ、♯61はリタイア、♯46は緊急ピットイン。♯13はペナルティでそれぞれ順位を大きく落とす。さらには55周目、♯11にマシントラブルが発生。そんな中、安定したラップペースをキープし、粘り強い走りを見せた♯62は6位まで順位を上げ、そのままフィニッシュした。 なお優勝はポールスタートの♯2。今季初優勝を飾り、チームランキングでも♯62をかわし3位に浮上した。
♯7が2位に入賞したことで、6位に終わった♯62のチームタイトルの可能性は最終戦を残し消えた。その最終戦の舞台は地元でもある富士。先月ここで行われた合同テストで、トップタイムをマークした♯62。チームの目標は、今季2勝目をここで飾ることに変わった。レース後、チームスタッフの目はまだ、輝きを失ってはいなかった。最終戦は有終の美を飾ることだろう。
監督:本島伸次
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「予想していた通り、ラップタイムは、良い感じでいけてましたが、あのリミッタートラブルですべてを失いました。原因は未だはっきりしていませんが、強くなるためにはやはり、こういうトラブルは失くさなければならないですね。レース自体は、チーム皆頑張っていたと思います。ペナルティがなければ3位になれたのかもしれません。それをトラブルで失ったことが、非常に残念です。チームタイトルは消えましたが、最終戦の富士は、再び優勝で飾りたいですね。」 |
ドライバー:柴原眞介
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「やはりあのペナルティが全て。でも、誰のミスでもないと思います。リミッタースイッチの場所を昨日変えたのがひょっとすると原因になったのかもしれませんが、速さを追究するために行ったものだし悔いはありません。チームチャンピオンの可能性を失ったわけですが、今日はペナルティがなくても♯7の前には行けなかったでしょう。残りは最終戦のみ。これはチーム皆が考えていることだと思いますが、タイトルの可能性がないからといって、最終戦を消化試合には絶対しません。ベストをつくして精一杯戦って、気持ちよくシーズンを締めくくりたいですね。」 |
ドライバー:黒澤治樹
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「クルマの調子も比較的良く、安定もしていました。♯11もすぐに抜くことが出来ましたし、トップ2は速かったですが、あのまま行ければ何とかついて行けたのではないかと思います。ですから、余計にペナルティになったことがくやしいですね。自分の仕事は出来たと思いますし、その満足感はありますが、やはりチャンピオン争いになんとか踏みとどまりたかったですね。次は勝ちにいくしかないです。今年のチームの1勝は自分がいなかった時のものですし、また富士は自分も去年勝っているので、ぜひこのチームでも勝ちたいですね。」 |
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