WILLCOM R&D SPORT
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決勝レースレポート
第6戦:鈴鹿サーキット(5.807km)
GT300
CAR No. 62
順位
タイム
ドライバー
予選1
7
2'08.899
柴原眞介
予選2
6
2'08.700
柴原眞介
(スーパーラップ)
予選総合
6
2'08.700
柴原眞介
(スーパーラップ)
決勝
7
2'10.874
158LAP
柴原眞介
決勝 2006.8.20(日) 晴れ晴れ コースコース:ドライ|158 Laps (1000km)
サバイバルレースを乗り切り、3戦ぶりのポイント獲得

昨日に続き、猛暑に見舞われた鈴鹿サーキット。今季初めて行われる、シリーズ戦としての1000kmレース。距離に加えこの暑さは、過酷さを更に増すこととなる。♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)は、この過酷極まるレースを6番グリッドから挑む。ここで優勝しなければチャンピオン争いに復帰することは出来ないという、プレッシャーのかかる大一番。セッティングを更に煮詰めるために♯62は、午前のフリー走行で入念にチェックを行い、午後からの決戦に備えた。

午後1時、フォーメーションラップが開始される。♯62のスタートドライバーはエース柴原。気温はこの時ピークに達し、路面温度は50℃を超えた。長く過酷な1000kmレースのスタートの瞬間を迎えた。
 GT300クラスは、ポールからうまくスタートを切った♯52プロμ太陽石油KUMUHOセリカが、リードを広げていくという展開となった。♯62はスタートで6位をキープし、レース序盤を作戦通りに我慢の走行に徹する。しかし、ライバル達よりストレートの伸びがなく、♯7 雨宮アスパラドリンクRX7にストレートでかわされ順位を落としてしまう。    11周目、2番手スタートの♯19ウェッズスポーツセリカがGT500のマシンに接触、コースアウトしたことから6位に復帰を果たすものの、その後も♯62はペースが伸びず、徐々に順位を落とし始めた。さらには20周目、大きくペースを落とした♯5プロμ マッハGOGOGO車検320R九州を、ダンロップコーナーでかわそうと試みた♯62は、その際に接触してしまいコースアウト、順位を13位まで落としまう。
 レースはこのあたりから、接触、コースアウトなどアクシデントに見舞われるマシンが続出、サバイバル戦の様相に変化していく。このあたりから始まった1回目のピットインが各車一巡したころ、トップを快走する♯52を除くと上位の順位は大きく入れ替わった。
 ♯62は作戦を切り替え、最初のピットインを27周目とやや早めに入ることにする。ピットクルーは給油、タイヤ交換を迅速にこなし、ドライバーを黒澤にチェンジ。黒澤は順位を挽回すべくコースインする。だが、やはりマシンバランスは悪く、オーバーステアに黒澤も手を焼く。さらに追い討ちをかけるように直後、♯5との接触にドライブスルーペナルティの裁定が下され、順位に変わりはなかったものの、前車との差は広がってしまう。
しかし、ここから♯62はペースが上がらないながらも我慢の走行で順位を上げる。前の数台が脱落し、レースが3分の1を迎えるころ♯62は、9位まで復帰を果たしていた。58周目、2度目のピットインで再び柴原にチェンジすると、93周目で3度目のピットインを迎えるまで粘り強く順位をキープする。その後、再び交代した黒澤もまたコンスタントに走り続けた。後半にさしかかった119周目のことだった、その時の♯62のポジションは7位。6位を走行する♯47吉兆宝山Zが射程圏内に入ると、レースが後半に入ったこともあり、オーバーテークを決めた黒澤。しかし♯47の方がストレートスピードに勝るため、コーナーで抜くしかない。シケインをチャンスと見るや勝負に出たが、スピンを喫してしまう。逆にリードを広げられ、ポジションアップのチャンスを失ってしまった。
128周目、最後のピットインを迎える。チェッカードライバーとなる柴原はそのまま158周まで7位を守りきり、1000kmの長いレースを終えた。

優勝はポールから一度もトップを譲らなかった♯52が、今季初優勝を飾った。

第6戦、♯62は1000kmレースの特別ルールにより9ポイントを獲得した。3戦ぶりのポイント獲得ではあるが、チャンピオン戦線に返り咲くには厳しい結果となった。
2006シーズンは残り3戦、勝利を重ねることで、その僅かな可能性に望みをかける。

監督:本島伸次
「7位という今日のレース結果は、チームとしてはよく頑張ったと思います。セッティングに関して、この3日間で出来るだけの事はしたのですが、ラップペースを上げることが出来なかったのは、クルマのポテンシャルが足りないということ。次戦までに頑張ってポテンシャルを上げていかないと、トップ争いは出来ないですね。インターバルが短い上、次のもてぎはあまり得意ではないサーキットですが、表彰台を狙えるところまで、頑張ってもって行きたいと思います。」
ドライバー:柴原眞介
「我慢のレースをしなければならないことは充分わかっていたのですが、優勝を狙う以上、トップから離され続けるわけにはいかないので、あそこは(20周目の接触)どうしても行かなければならなかったと思います。しかし、無理をしてしまい申し訳ない結果になってしまいました。黒澤選手と併せてレース中、2度のスピンがありましたが、その影響を最小限に食い止められたのはピットワークが非常に良かったから。1000kmもの間大きなトラブルもなかったし、チームスタッフは今日、素晴らしかったと思います。」
ドライバー:黒澤治樹
「この1000kmは是が非でも優勝したかったのですが、トップのペースは思ったより速かったですね。うちもコンスタントに速いペースで走らなければならなかったのですが、バランスが悪く、タイヤが良い状態の時以外はペースを守ることができませんでした。そんな中9ポイント獲得できたのは救いだと思います。2戦を戦って僕自身もセッティングが分かってきましたし、車も序々に良くなってきていますので、残り3戦で必ず優勝して見せます。」
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