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第4戦:セパンサーキット(5.542km)
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| 2'10.763 | | 柴原眞介 |
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| 2'15.428 | | 八木宏之 |
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| 2'10.763 | | 柴原眞介 |
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13位 | 2'13.340 48LAP | | 柴原眞介 |
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2006.6.25(日) |
晴れ コース:ドライ|48 Laps (300km) |
勝利の次の戦いは、手痛いノーポイント
セパン・インターナショナルサーキットはこの日、ここが赤道直下の国マレーシアとは思えない、涼しげで爽やかな朝を迎えた。昨日までの異常気象による波乱の予感は、感じられない。11番目のグリッドからこの日のレースに挑む♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)だが、そんな波乱を期待する様子もない。今季勝利を挙げたチームらしい、強いレースをすればおのずと上位入賞がやってくるとチームは自信をもっていたからだ。
ようやく気温が上昇を始めた午前11時、ウォームアップ走行が開始される。ここで♯62はパワステのトラブルに見舞われ、セッション中の修復作業を余儀無くされる。昨日までの悪天候でドライタイヤのライフチェックが万全でなかったため、ここでより多くの周回をこなすことが必要だったが、その影響によりライバル達の2/3程度の周回数にとどまる。トラブル再発の可能性も含め、不安要素をやや濃くしたままレースを迎えることとなった。
午後を迎え、さらに気温は上がる。異常気象の影響が大きかった昨日までとは違い、ようやくセパンらしい暑さが戻り路面温度は40度を超える。午後4時、決勝のフォーメーションラップが始まる。♯96EBBRO BTEC MAZIORA 350Rが直前のマシントラブルにより出走不能になった為、グリッドは繰り上がり、ポイント圏内の10位からのスタートとなった♯62。先発ドライバーの八木は、上位入賞に一つ近づいたことで更なる闘志を燃やし、ローリングスタートを切った。
トップ争いはまず、2番手スタートの♯13エンドレスADVAN Zがオープニングラップでポールの♯2I.M JIHANアップル紫電をかわすと、そのままリードを築く。その後、3番手スタートの♯7雨宮アスパラドリンクRX7も♯2をかわし2位に浮上、しばらくこの2台によるトップ争いが続く。そして7周目、ついに♯7が♯13をオーバーテーク。♯7はそこから徐々に2位以下を引き離しにかかった。
一方の♯62八木は、1周目2周目と一つずつ順位を落したもののその後は、12〜13番手の中、抜きつ抜かれつを繰り返す。だが、そのバトルでタレ具合を掴んでいないタイヤを必要以上に酷使してしまっていた。思いのほか限界が早く、ペースを上げる事が難しくなったため、チームは予定より早めのピットインを決断、25周目のピットイン指示を出す。そして、そのインラップに入った時だった。最悪のアクシデントが♯62を襲う。ヘアピンで限界に達したタイヤに耐えられなかった八木は、ここで痛恨のスピン。しかもセパン特有の深いグラベルに捕まってしまい、自力脱出が出来ない。マーシャルが到着するまでの間、大きなタイムロスを強いられた。
ようやくピットインにこぎつけた♯62。代わった柴原は最下位からのレースとなる。想定外の出来事に柴原は戸惑う。しかし、起きてしまったからには気持ちを切り替えるほかにない。そこから柴原はポイントの可能性はほぼないながらも、ベストの走りを披露する。上位と遜色ないラップタイムを刻み、一つ、また一つ順位を上げていった。 この日のセパンは昨日までとはうってかわり、終始気候は安定。そのためか、波乱らしい波乱が発生することは結局なかった。♯62は二度とミスをすることはなかったが、13位でのフィニッシュがやっとだった。
レースは、序盤トップに立った♯7が最後まで守りきり今季初勝利、このセパンで5戦4勝となりセパンマイスターの名を不動のものとした。また、2位には第2戦岡山で初優勝を飾った#27 direxiv ADVAN 320Rが入り、現在のポイントランキングのトップに立った。
前戦、勝利を挙げたことでチャンピオン候補の一角に位置した♯62だったが、このノーポイントで一歩後退することとなった。残るは5戦、チャンピオン戦線に生き残るためにもうミスは許されない。
監督:本島伸次
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「ポイントをなんとか獲りたかったのですが、ミスが原因で逃したことが非常に残念です。しかもこのセパンで最もやってはいけない“グラベルにはまる”というミス。致命的だと言えます。車の状況が毎回違う中で、常にベストを尽くせるチームでなければチャンピオンは無理、まだまだ努力が必要だということですね。」 |
ドライバー:柴原眞介
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「ああいう状況になってからは、自力で順位によるポイントを獲ることはほぼ不可能。ただ一つの可能性『ファステストラップによるポイント』があったので、それでモチベーションを保とうと思いました。しかしチームからはハンデが加算される事もあって、無理はするなとの指示が出たので、あとは自分なりのベストを尽くすだけでした。」 |
ドライバー:八木宏之
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「バトンタッチする最後の最後で大きなミスが出て、チームに迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。もっと走りの精度を上げて、常にきっちり走れるようにならなければチャンピオンを狙うチームのドライバーとは言えません。車は全く問題なく、自分のミスでポイントをフイにしたのは最悪の結果です。次の菅生で挽回するしかありません。」 |
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