WILLCOM R&D SPORT
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決勝レースレポート
第2戦:岡山国際サーキット(3.703km)
GT300
CAR No. 62
順位
タイム
ドライバー
予選1
5
1'31.653
柴原眞介
予選2
6
1'31.762
柴原眞介
(スーパーラップ)
予選総合
6
1'31.762
柴原眞介
(スーパーラップ)
決勝
7
1'33.256
76LAP
 
決勝 2006.4.9(日) 晴れ晴れ コースコース:ドライ|76 Laps (300km)
レースは7位でフィニッシュ。4ポイントを獲得

昨日より幾分風は弱くなり、すっかり春を思わせる好天となった4月9日の岡山国際サーキット。SUPER GT第2戦は決勝の朝を迎える。♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(以下♯62)はこの第2戦、進化を見せるマシンとともにトラブルフリーで決勝まで来た。さらに初戦よりも2つ前となる、6番グリッドからレースに挑む。

 朝9時半からのフリー走行でこの週末初となるアクシデントが♯62に発生する。まずコースに出た八木が予定通り4周の周回後にピットイン。その際ピットロードでガードレールと右フロントを接触させてしまったのだ。すぐにピットに戻り、スタッフが修復作業にかかる。サスペンションアームを交換することでレースに影響するようなものではないが、柴原がここで走行することが出来なかったことが唯一の予定外であった。
 
午後2時、決勝のフォーメーションラップが開始される。スタートドライバーは、初戦同様八木が務める。午後になってもそう路面温度は上がる気配はないが、陽はさしている。まずまずといえるコンディションの中ローリングスタートが切られた。

スタートは大きな混乱もなく、ほぼ予選順位のまま順当に1コーナーに入る。コース上でのオーバーラップが困難であるここ岡山では、このまま我慢のレース展開が予想される。しかし、昨日のスーパーラップで抜きん出た速さを見せたポールの♯46吉兆宝山Zは、レースでも初戦同様なかなかペースを上げることが出来ず、2位以降の上位陣に序盤から追い詰められる。
そして4位からスタートした♯110 TOTALBENEFIT BOXSTERのペースが上位の中で最も伸び、さらに巧みに前方の車のスキをついてオーバーテークを成功させる。そして5周目にはなんと、トップに躍り出る。
落ち着いてスタートを決めた♯62八木はダンゴ状態の上位陣に食い下がり、6位をキープしたまま前方をうかがいつつ7位以下を引き離していく。そして中盤まで、粘り強い走りに徹し、3位まで4〜5秒差さらに7位には10秒以上のマージンを築くという、ピットワーク次第で表彰台圏内に一気にジャンプアップが可能なポジションを守り続けた。
レースは37周目を迎える。その周回、バックストレートの先、左曲がりのコーナーでのことだった。もうあと数周でピットインを迎える♯62は、タイヤの限界が近づいていた。


ここまで我慢の走りを実行、作戦通りのポジションをキープしていた八木だったがここでついにスピンを喫してしまう。コースアウトを余儀なくされ、コースに自力で復帰を果たすも10秒以上のタイムロス、さらに2台に順位を奪われこれまで守りつづけた6位から8位へと後退してしまった。

40周目にピットイン。後退したことで動揺したわけではないがここでチームはピット作業にやや正確性を欠き、数秒をロスしてしまう。そしてドライバーが柴原に代わりコース復帰をした時には、順位は8位のままだったが、7位との差は10秒以上に広がってしまった。さらに元のポジションである6位には更に10数秒もの差。しかしエース柴原はポジションアップをあきらめない。これ以上絶対にミスをしないという確実な走りを実行しつつも、前を行く♯26 MOTOタイサンエンドレスGT3Rを2秒から3 秒上回るペースであっという間に追い上げた。62周目に♯26をかわすと、次のターゲットは初戦を勝った♯88 アクティオ ムルシエRG-1。この時点でタイム差は約17秒ある。しかし最後までペースを落とすことなく柴原は追い上げていった。
76周の最終ラップを迎える。トップ争いをする車に全く引けを取らないペースで走った♯62だったが、追い上げもここまで。結局7位でフィニッシュとなり今季初となる4ポイントをチームにもたらした。

接戦の上位争いに加わっていたからこそ痛恨となった2つのミス。♯62はこの第2戦も表彰台は果たせなかった。しかし、確実にマシンが進化したことを物語るレース時のラップタイム。そしてミスがあったにもかかわらず、1つのポジションダウンで食い止めたその後の粘り。これらは富士の第3戦で必ずや実を結ぶだろう。

なおこの日のレースGT300クラスを制したのは、ピットインで逆転を果たした同じVEMAC勢、♯27 direxiv ADVAN 320Rだった。

監督:本島伸次
「思っていた通りのラップタイムで走ることが出来ましたし、レース展開も予定通りでした。前半はフェラーリ(♯11)について行き、ピットワークと後半の柴原選手の走りで表彰台圏内まで上がりたかったのですが、スピンとピットのタイムロスが痛かったです。次のレースこそはミスをなくし、実力通りの結果を出したいと思います。ディレクシブさん、本当に優勝おめでとうございます。次回の富士はウチの番です!」
ドライバー:柴原眞介
「大事なところでミスが出てしまうところは、チームとしてなんとかしなければなりませんね。自分の走りについては、前の車もその前もそれぞれ20秒近く離れていたので、確実にポイントを取ることが大事なので、ミスをしないよう確実に走りつつ、行くときは行くという走りに徹していました。次の富士はチームのホームコース。今回優勝した♯27と同じペースで走れる実力があるのですから、我々も勝てるはず。次こそは勝ちたいですね。」
ドライバー:八木宏之
「ライバル達も速いし、厳しい戦いでした。タイヤがかなり辛くなり、スピンしてしまったのですが、それはライバルたちも同じですから言い訳にはなりません。もっともっと頑張らなくてはなりませんね。次はVEMACの得意とする富士ですし、必ず今日の分を富士で取り返して見せます。」
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