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第1戦:鈴鹿サーキット(5.807km)
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| 2'04.595 | | 柴原 |
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| | 柴原 (スーパーラップ) |
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| | 柴原 (スーパーラップ) |
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18位 | 2'07.172 45LAP | | |
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2006.3.19(日) |
晴れ コース:ドライ|45 Laps (300km) |
2006年初陣を、18位完走で終える
2006年SUPER GT開幕戦。その舞台となる鈴鹿サーキットは3月19日、決勝の朝を迎えた。昨日の午後から降り続けた雨はすでに上がり、風が強いながらも晴天となる中、今季初のレースは行われる。昨日のスーパーラップで、雨の影響により予選順位を落とした♯62 WILLCOM ADVAN VEMAC 408R(以下♯62)は、2006年の初陣を9番グリッドから臨む。52周のレースでライバル達に打ち勝ち、開幕戦表彰台を獲得するために。
この日午前のフリー走行を♯62は、ドライバー二人それぞれのインストレーションチェックのみとし、周回をひかえた。マシンの状態は悪くはないながらも、唯一ギアに多少の不安をかかえるVEMAC 408R。結果が必要なレースだからこそ、ラップを重ねるよりギアをセーブする方を選んだのだ。これは昨日から一貫した、初戦でのチーム戦略であった。
レースが始まる午後になっても、空模様だけを見れば晴天ではあった。しかし気温は上るどころかどころか下がる一方。スタート進行の時点では時折雪がちらつくほどとなる。予想よりかなり低くなった路面の温度にもうひとつ不安を感じながら、このチームでのデビュー戦となる八木宏之はスタートドライバーという大役を意気に感じ、スタートの時を待った。
14時30分、フォーメーションラップが開始される。コース上での追い上げにより順位を上げ、最低でも5位でのフィニッシュを自ら課していた♯62。もちろんスタート直後から仕掛けることを考えていた八木だったが、エンジンスタート時、マシンに異変を感じる。車内に煙が立ち込めたのだ。何が原因であるかは分からない。そして煙に気を取られている間に、前のマシンとの距離が空いてしまう。視界をさえぎられながらもアクセルを踏み込む八木。しかしマシンは挙動を乱しスピンしてしまう。マーシャルの手を借り順列に復帰すべく再び走り出すが、スタートまでに順列に追いつくことはかなわない。結局9位はおろか最後尾という、痛恨極まるスタートとなってしまった。だがレースはまだ始まってもいない。八木は気を引き締めなおす。
そしてローリングスタートが切られた瞬間から、♯62の怒涛は追い上げが始まる。まずオープニングラップで目の前を行く♯2 Privee Zurich・アップル・紫電をかわすと、ラップごとに一台、また一台とオーバーテイクを続ける。この位置を走るマシンの中では抜きん出たタイム2分8秒台を連発し続け20周を迎える頃、♯62は12位まで順位を上げていた。 ポイントを狙える位置にようやく復帰を果たした♯62だったが、次なるアクシデントが襲う。シケインでGT500のマシンが、リアタイヤに追突。ホイールにダメージを負い、その後タイヤはバーストしてしまう。そして1周のスロー走行の後、ピットインを余儀なくされた。
緊急ピットインではあったが、すでに21周をラップしていたため1ピットのまま行けることが救いではあった。タイムロスはあったものの、無事タイヤ交換と給油を済ませると♯62は、ドライバーをエース柴原に替えポジションアップを託す。 「マシンに異常がなければ少しでも挽回できる」そう考えながら柴原はピットを後にした。しかしやはり追突の影響か、マシンはバランスを失っていた。尋常ではないマシンの震動に危険を感じた柴原は、追い上げを断念せざるを得ない。そしてせめて初戦完走を果たそうと、我慢の走りに切り替えた。
最終ラップを迎え♯62の順位は17位となっていた。チェッカーは目前。しかしずっと我慢の走行を遂行していた柴原だったがついにその1コーナー、コースアウトを喫する。実質♯62の初戦はこれで終わったに等しい。この時点ではここでマシンを降りようが、コースに復帰しようが順位には影響はなかった。しかし柴原は初戦だからこそチェッカーにこだわった。マーシャルの手を借り、18位で初戦のチェッカーを受けた。
2005年の雪辱を胸に、強化を図り臨んだ♯62の2006年初のレース。その雪辱を果たす結果とはならなかった。しかしシーズン全体を考えれば、今スタートが切られたばかりにすぎない。去年よりも強くなったことを誰よりも感じているチームの、誰一人として落胆はなかった。そのすべての視線はもう、第2戦の方向に向けられていたからだ。
なおこの初戦GT300クラスは、♯88アクティオ ムルシエ RG-1が初勝利を飾った。
監督:本島伸次
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「今日の(フォーメーションラップ)トラブルの原因はまだ分かっていませんが、この出来事がドライバーをあせりに導いたわけですから、非常に残念に思います。しかしレースをしている時の走り自体は、そこそこ良かったのではないでしょうか。ギアがまだ完全ではないので、第2戦までには完全に仕上げなければなりませんが、マシン自体のポテンシャルは高いはずなので、あとはレースをまとめるということをもっと考えて次戦を戦いたいと思います。それにしても500クラスのマシンに、またしてもぶつけられたのが、残念です。お互いレースをしているのを、忘れないで欲しいですね。」 |
ドライバー:柴原眞介
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「しょうがないことですが、大事な今季の初戦、金、土といい流れで来ていただけに残念な結果でした。ギアをいたわるために、フリー走行やウォームアップでほとんどラップ出来なかったことも、辛かったです。もっと時間を有効に使いたかったですね。ただマシンのポテンシャルはこの初戦で充分感じていますし、今回は荒れたので強いチームがポイントを取っていません。これからの巻き返しでまだまだチャンピオンは狙えます。」 |
ドライバー:八木宏之
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「とにかく申し訳ない、という気持ちでいっぱいです。せっかくこのチームにGT復帰を果たしてもらったというのに、その初戦でいい結果をチームにもたらすことが出来ませんでした。スタッフもマシンも非常にポテンシャルが高いこのチームだからこそ、ドライバーは結果を出さなくてはならないと思います。次戦からはしっかり結果を出していきます。」 |
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