第4戦 スポーツランドSUGO:3.704256km
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6位 |
16位 |
3位 |
R |
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1'23.436 |
1'25.868 |
1'22.537 |
3LAPS |
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柴原 |
植松 |
柴原
(スーパーラップ) |
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結果を出すと決めた第4戦、まずは今季最高グリッドを獲得!
SuperGT2005シリーズは、第4戦の予選日を迎えた。舞台となるサーキットはスポーツランドSUGO。前半戦の締めくくりとなるこの一戦。今季急遽GT300クラスへの参戦を決めたことで、シーズンを過ごしながらの開発を急ピッチで進めてきた♯62
WILLCOM ADVAN VEMAC 350R(以下、♯62)にとって、得意のSUGOはその成果を試す格好の場となる。また、ここまで時折速さを見せ、そのポテンシャルの高さを感じさせるもののその都度アクシデントに見まわれてきた♯62。その流れを断ち切る為に是が非でも結果を残さなければならない戦いでもあった。
5月のタイヤテストでSUGOに好感触を得た♯62は、大きな自信をもって第4戦に臨んだ。金曜日の練習走行では雨に見舞われた1回目で、柴原がコースアウト。その影響でタイムを出せず、リザルトでは下位に沈んだが、土曜、日曜はドライの予想。その自信が揺らぐことは決してはなかった。
この日、午前10時10分より始まった予選1回目。曇り空のコンディションでセッションは開始された。♯62はまず柴原がアタックを行なうためにステアリングを握る。そして一斉に各車ピットを飛び出す中、柴原だけは路面状況を見守り、最良のアタック時を待った。
GT300クラス占有時間の序盤、コース上は、まず♯31吉兆宝山MR-Sが1周目から23秒台に入れ、翌周に1'23.377を出し暫定トップ。♯30RECKLESS
MR-Sが1'23.613で続き、そこに♯7雨宮RX7が1'23.429で割り込んでくるという展開。しかし、コースアウトする車が除々に出始め波乱を予感させる。
開始から8分を経過した頃、頃合を見計らったかのようにコースに出た柴原は、アウトラップで集中力を高め、タイヤの状態が最もいい2〜3周に渾身のアタックを敢行しようとした。
しかしその時、♯52プロジェクトμセリカが馬の背コーナーでコースアウトし、バリアーに激突。赤旗中断となり、♯62はアタックのチャンスを逸した。
10数分後セッションは再開となり、残り6分の激しいタイムアタックバトルが展開。ここで同じVEMAC勢♯27direxiv320が1'23.049を出し、トップを塗りかえると、前回の優勝でハンデを積みながらも♯43ARTAガライヤが1'23.223と健闘を見せる。
柴原は、中断でやや集中力を削いでいたが、気を取り直して1周のアタックに賭けた。タイムは1'23.454。万全のアタックではなかったがこの時点で4位と、午後のスーパーラップ予選進出を確実なものとした。そして占有時間が残り1分となったころ、再び赤旗中断となりこのセッションはそのまま終了した。
GT500の占有時間が終わり、混走時間を迎える。♯62はドライバーを植松にスイッチ、基準タイムをクリアすることに費やすかに思われた。しかし、占有時間が荒れた展開となったことで、思うようなアタックを行なえなかった反動か、混走時間には珍しく積極的なアタック合戦が行なわれる。そして数台がタイムアップを果たすのを見るや、スーパーラップの出走順が早まることを危惧した♯62は再度、柴原がアタックを再開させた。
結局タイムは更新したものの、順位は変わらず1'23.436で6位。あとはスーパーラップでの柴原の一発に明日の順位は委ねられた。
なお、終了間際♯27が1'22.901を出し、このセッションのトップとなった。
午後から行なわれた予選2回目。スーパーラップ進出をすでに決めている♯62は、植松が11周を走行、明日の決勝に備えセッティングに好感触を得る。
そしていよいよ迎えたスーパーラップ。♯62は4組目の出走となる。3組目の出走を終えてトップは予選10位、55kgのウエイトを積みながら1'22.274という驚異的なタイムを記録した♯0。柴原は温度が低くなった路面にタイヤをうまく暖められるか、一抹の不安を抱えながらアタックに挑んだ。予感は的中、アタックラップまでに、タイヤは今ひとつ暖らない。しかし、チームは車のセッティングに関して柴原の予想を上回る仕事をしていた。2箇所でミスをしてしまったにもかかわらず、出したタイムは1'22.537。この時点で2位、最後に出走した♯27には抜かれたものの、3番グリッドという今季最高グリッドを獲得したのだ。
表彰台圏内の3番グリッドから明日のレースを出走することとなった♯62。チームが「必ず出す」と誓った“結果”は明日のレースに委ねられる。
なおこの日、ポールを獲得したのは昨年のチャンピオン♯0だった。
今季最高グリッドから臨んだ第4戦、わずか3周でレースを失う。
Super GT第4戦の決勝の朝を迎える。この日のスポーツランドSUGOは昨日の曇り空から一転、好天に恵まれ、今季最高となる3番手のグリッドからレースを迎える♯62
WILLCOM ADVAN VEMAC 350R(以下、♯62)に、最高の舞台を与えた。
午前9時20分より開始されたフリー走行。♯62二人のドライバーは午後の決戦に向けて順調にセッティングの確認、そしてウォーミングアップをこなした。金曜日のアクシデントで一度つまずいたものの、翌日には流れを取り戻せるだけのチーム力を備える♯62。今日こそは順調にレースが出来るものと思われたが、ここで先ずアクシデントは起こった。走行終了まで残り数分となったころ、順調に周回を重ねる柴原が駆る♯62がS字コーナーにさしかかった時、背後に迫っていたGT500クラスの2台が交錯。♯62はこのあおりを受け、♯36DYNACITY
SUPRAと接触、ダメージを負ってしまう。しかし、ガソリンを満タンにした状態のレースセットは上々で、5番手のタイムでフリー走行を終えた。
その後、メカニックの必死の作業によりマシンは修復したが、このことがレースにどう影響するのかは分からない。昨日からの自信と、そして僅かな不安と両方をかかえたまま♯62は午後のレースを迎えた。
レース前のウォーミングアップで、修復による異常は見られなかった。「いける」。今日は結果を出すと決めていたスタートドライバーの植松は闘志を燃やし、グリッドについた。フォーメーションラップを走りながら、「表彰台をキープする為にはスタートが重要」。自ら予選後に語っていた今日のテーマを再度確認、ここ一番の集中力を高めローリングスタートを切った。
しかし昨日とは異なり45℃まで上がった路面コンディションに戸惑う♯62。スタートで♯7と♯13の2台にかわされ、さらに今回植松が苦しんだS字コーナーで、♯43
ARTAガライヤにかわされてしまう。ストレートの伸びは健在ですぐさま抜き返すことに成功するが、次周再びS字では並ばれてしまう。そんな展開を繰り返し迎えた4周目、♯62は♯43と接触してしまいスピンを喫する。さらにアクシデントは続く。すぐ後ろでも同時に接触が発生しており、スピンで後ろを向いた♯62は後方からはじきだされた♯30RECKLESS
MR-Sに正面から突っ込まれてしまったのだ。大きな痛手をうけた♯62だったがコースには復帰、足回りに問題がないことを確認した。これで表彰台は難しくなったがレースは始まったばかり、最善を尽くすため気持ちを切り替えピットへ向かった。しかし、ラジエーターを痛めてしまっていた♯62に、レース継続は不可能。表彰台はおろか、わずか3周でリタイアを余儀なくされた。
コース上では12周目、最終コーナー付近でマシンがクラッシュし、激しく炎上。レースは赤旗中断となった。約一時間という長い中断の後、再スタートが残り68周で行なわれたがレースはこの後もアクシデントを連発した。そして最後まで荒れまくったレースを制したのは、8番グリッドからスタートした♯31吉兆宝山MR-Sだった。
前半戦最後のレース、またしてもアクシデントに見舞われ、有終の美とはならなかったが、傷つきながらも♯62は確実に一歩ずつ階段を上っている。
ここから8月のインターバルに入る。「この時期の開発は今シーズンのカギを握る」とシーズン前からチームが重要視していた期間だ。明日からは後半戦の戦いが始まる。
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